『シャヴァンヌ展』鑑賞券を
5組10名様にプレゼント!

(2014.01.06)

当選者発表

たくさんのご応募ありがとうございます!

東京都 ショコラ*さん

埼玉県 サナりんさん

神奈川県 arisanさん

神奈川県 cさん

東京都 munkuさん

『諸芸術とミューズたちの集う聖なる森』 1884-89年頃 油彩・カンヴァス シカゴ美術館蔵 93.0 x 231.0cm  Potter Palmer Collection 1922.445 Photography ⓒThe Art Institute of Chicago
『諸芸術とミューズたちの集う聖なる森』 1884-89年頃 油彩・カンヴァス シカゴ美術館蔵 93.0 x 231.0cm Potter Palmer Collection 1922.445 Photography ⓒThe Art Institute of Chicago

高貴で静謐。象徴主義の先駆者ともいわれる
シャヴァンヌ作品がやってきます。

ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(1824~1898)は、19世紀フランスを代表する壁画家。アミアンのピカルディ美術館、マルセイユ美術館、パンテオン、リヨン美術館、パリ市庁舎などの公共的建築の壁画を手がけました。作品の中で イタリアのフレスコ画彷彿させる色調、静謐な画面。独自の解釈によって理想郷アルカディアを描き、象徴主義の先駆者ともいわれるその作品群が公開される日本初の回顧展です。

展覧会は4部構成になっています。

1. 1850年代 最初の壁画装飾と初期作品  
2. 1860年代 公共建築の壁画装飾へ アミアン・ピカルディ美術館
3. 1870~80年代 アルカディアの創造 リヨン美術館の壁画装飾
4. 1890年代 アルカディアの広がり パリ市庁舎の装飾と日本への影響

 『幻想』 1866年 油彩・カンヴァス 大原美術館蔵 264.0×147.6cm
『幻想』 1866年 油彩・カンヴァス 大原美術館蔵 264.0×147.6cm

1824年、リヨンに生まれ22歳のときにイタリアを旅し、画家になると決意。ジョットやピエロ・デラ・フランチェスカなどの初期ルネサンスの壁画に深い感銘を受ける、一方パリで、アンリ・シェフェール、ドラクロワ、トマ・クチュールに短期間師事。壁画家シャセリオーに心酔します。1830年代以降、ドラクロワからシャセリオーへ受け継がれてきた公共建築の壁画装飾を手がけていくようになります。

1864年からはピカルディ美術館の一連の壁画装飾を描き、壮大なピュヴィス・ド・シャヴァンヌ・ギャラリーを形成。ウェルギリウスの『牧歌』・『農耕詩』に謳われたアルカディアを題材に、高貴で静謐な「偉大なる単純さ」をもつ古典主義の作風を成熟させていきます。

パリ・コミューンの戦禍の中、平和を希求したシャヴァンヌは伝統を離れ、自らの独創によって、より深く、より豊かにアルカディアを発展させます。パンテオン、ピカルディ美術館、リヨン美術館、などの壁画装飾を次々手がけ、まさにフランスを代表する壁画家に。その独創的な世界は、のちに象徴主義の画家たちの先駆者とされるようになります。この時期に製作された油彩画『プロ・パトリア・ルドゥス(祖国のための競技)』が、かつて切断された一部と、切断後に本展ではじめて出会うことも話題です。


『プロ・パトリア・ルドゥス(祖国のための競技)』 1885-87年 油彩・カンヴァス 個人蔵 94.0×280.0 cm

 

 
 
 

1891年、シャヴァンヌは国民美術協会の会長になり、ルーアン美術館、パリ市庁舎、パンテオンの最終作、さらにアメリカのボストン公共図書館などの壁画装飾も制作、名実ともに画壇のトップになります。1893年には日本近代洋画を確立する画家・黒田清輝と会っており、シャヴァンヌの日本画壇への影響も紹介します。

新年1月2日よりBunakmura ザ・ミュージアムで開催の『シャヴァンヌ展 水辺のアルカディア ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの神話世界』の鑑賞券を5組10名様にプレゼント致します。この冬休みに静かに、美と理想の世界を飽くことなく描き続けたシャヴァンヌの世界にぜひ触れてみてください。

『シャヴァンヌ展 水辺のアルカディア ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの神話世界』

会期:2014年1月2日(木)~3月9日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム    
   (東京都渋谷区道玄坂2-24-1 )
時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)、金・土 ~21:00(入館は20:30まで)
会期中無休
入場料:一般 1,400円
問い合わせ:ハローダイヤル 03-5777-8600