ワガママおやじの面白三昧 男子たるもの一度は夢見た憧れのマシンが現実化したというお話。

(2008.08.05)
 基本的には展示会で見つけたファッションやらモノやらを取り上げていこではないの、というコンセプトでスタートしたのだけれど、今回もちと違う方向のお話。まぁ、見つけてしまったものはしょうがないし、おそらく正常な男子たるもの、一度は夢見た世界が現実となったわけだから、これは取り上げないワケにはいかないのだ。というのは、ネット上で様々なニュースを配信している「techno bahn」というサイトで発見したニュースのお話。なんと「衣服が透けて見える人体スキャナーをアメリカ政府が全米の10以上の飛行場に設置した」というニュース

 どうです、びっくりでしょ? なんたって服が透けるんですよ? 昔、40年程前だけど、貸本屋(古いなぁ)から借りた『少年』(これも古いのだけれど、光文社から発刊されていた少年向け月刊漫画誌です)の表3に載ってた通販で「何でも透けるメガネ」というのを見つけ、ハァハァなどと息を荒げながらコッソリ注文したボクとしては、実に興味深いお話なのである。当時、たしか500円ぐらいだったと思うのだけれど、この「透けるメガネ」が家に届いたときは相当嬉しかった。なんたって、透けるんですよ!! 服が!!! これさえかければあんなのもこんなのも丸見え……、憧れの酒屋のお姉さんも、角の洋服屋のおねえさんも。これさえあればあられもない姿で登場していただけるわけですよ!! と、思いつつ、またハァハァと箱を開けて件のメガネをかけたワケです。見えました、母親も犬も、冷蔵庫も庭の木も、空でさえ……骸骨とアバラ骨越しに。実はこのメガネ、レンズに頭蓋骨と肋骨が描かれたいたというワケです。唖然……。こんなもののためにボクは数ヶ月分のお小遣いを使い果たしたということなのだ。母親にも相談できないし、友達になんか当然言えないし、一人悶々と悔しがった甘酸っぱい思い出なのである。同じような経験を持つ方々も多いこととと推察する。その節はご愁傷様でした。
 で、話を戻すと、このアメリカが開発した人体スキャナー。微弱なX線スキャナーを使って全身をスキャン。その後、そのデータをコンピューターで解析し衣服を取り除いた裸体の部分だけが合成されPC上にディスプレーされるという。当たり前だがレンズに骨の絵を描いた500円のメガネとは訳が違うのだ。まぁ、プライバシーの最たるものだけに、スキャンする場合はその人に承諾を得た上で、というシステムではあるが、航空機の場合はセキュリティーがプライバシーよりも優先するという考え方からか、現在はトラブルは発生していないらしい。
 セキュリティーを最優先させるための究極のシステムと言えるのだが、ボク的にはどうしてもあの「透けるメガネ」が思い出されてしまって、ついシミジミとしてしまったワケなのだ。男子最高の夢「服が透けるシステム」がいよいよ現実になったということなのだなぁ。